#02.腰上をバラす。KH250・350SS編

以外に簡単な腰上分解、だが侮る事無かれ。


腰上はヘッドナット12個を外せば分解できます。簡単なように感じるかと思われますが、意外とコツが必要な作業でもあります。細かな部分もご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

分解前準備

まずはマフラーを外して車体を正立させます。今回はタンクを外さずに作業していますが、慣れていない方は必ず外してから作業を始めて下さい。

キャブレターを外す。

ポイントカバーを外し、クランクシャフトをレンチで廻せるようにしておく。

ヘッド・シリンダーの取り外し

プラグを外す。

シリンダーとヘッドを留めているヘッドナットを対角に緩め外す。

ヘッドを外す。

3気筒全て外した状態。

外したキャブレター及びヘッド。焼き付いたり、ピストンに穴が空いたエンジンなどは、燃焼室の内側表面が荒れている場合があります。

クランクケースからシリンダーを外す。ゴム製ハンマー等でシリンダーを叩く場合はフィンに対して水平に叩きます。フィンは非常に割れやすいので気を使う部分です。

シリンダーをクランクケースから外す。ピストンが抜き出てきます。

シリンダーを3気筒外した状態。

ピストンの取り外し

ピストンピンクリップを外す。

ピストンピンをピストン・コンロッドから抜く。

抜きにくい場合はピストンピンプーラーを使う。

コンロッドからニードルベアリングを外す。

すべてのコンロッドからピストンを外した状態。

 

※ピストンを外す際のポイント。
ピストンを再利用する場合は、分解前のピストンとシリンダーの組み合わせを間違えてはいけません。その為、分解の段階で「左側」「センター」「右側」が分かるようにピストンを区別しておいて下さい。

分解完了

取り外した腰上部品。
今回はKH250のエンジンで作業しました(350SSも同型エンジン)。KH400・400SSの場合もヘッドナットの形状と、シリンダースタッドボルトの長さが異なるだけで、作業工程は同じです。
次回はシリンダーとピストンの計測です。お楽しみに!

#10.マフラー脱着。
400SS編

#09.オイルを替える。
KH250編

#08.日本国籍を取る。
H1編

#07.点火を操る。
KH250編

#06.FフォークOH。
KH250編

#05.マフラーを斬る。
KH400編

#04.腰下をバラす。
KH250編

#03.シリンダーを計る。
KH250編

#02.腰上をバラす。
KH250・350SS編

#01.キャブをバラす。
KH400/350SS編